PayPay祭りに乗っかってミラーレス一眼を買ったら、全額キャッシュバックになった話

結論としては標題の通りで、今年の運を全て使い切った感が強いけれど、あと半月程度で今年も終了なので、残りの半月は不運に巻き込まれないよう息を潜めて暮らす所存である。
そういうわけで、顛末を以下に記す。

今年中にミラーレス一眼を買うと心に決めていて、ここのところ二ヶ月以上に渡り機種と価格の検討を繰り返していた。
もともとEOS kissのエントリーモデルを持ってはいるが、買った当初から撮影する画像に一箇所だけドット抜けがあった。レタッチすれば問題はないとはいえ、気になるっちゃあ気になる症状だった。
キヤノンニコン(とペンタックス)のでかい一眼をカバンに入れて持ち歩くのはなかなかだるいし、撮影する写真といえばスナップ的なものがほとんどになるだろうから、情報収集の結果、ミラーレス一眼にしようと思い立った。
決して、あらゆるモノ系情報誌に書いてある「これからはミラーレス一眼の時代!」という煽り文句に乗せられたわけではない。断じて。決して。ミラーレス一眼の神に誓って。
せっかくだからエントリーモデルではなく、ミドルレンジの機種を買おうと考えつつ機種の選定を進め、メーカーは最終的に富士フイルムを選んだ。
選定理由は「富士フイルムのミラーレス一眼は、色味がなんか知らんけどいい感じ」という某レビューが気になった為。この“なんか知らんけどいい感じ”という曖昧な評価が、曖昧な人間である私の琴線に触れた。
尚、世の中には私のような曖昧な人間が多数存在するので、物を売りたい各位は曖昧な商品情報を全面に押し出すと曖昧な人間の心を掴めるのでは。その際、曖昧ではない人間の心が離れる可能性が高いことを申し添えておく。
この時点で、富士フイルムのX-T20とX-E3のどちらを購入するか迷っていた。

そんななかでPayPay祭りが勃発。
ビックカメラに殺到する人民の皆様の様子があちこちで取り上げられ、「目当てのカメラをPayPay払いで買ったろか」という気持ちにさせられたものの、私が住まうところの近くにビックカメラはない。
そうなると、あちこちで商っていて、かつPayPayが使えて、富士フイルムのミラーレス一眼が買えるところはヤマダ電機になる。
ただし残念なことに、購入候補であるX-T20とX-E3の両方において、ヤマダ電機の価格からPayPayのキャンペーンである20%OFF分を差し引き、かつ富士フイルムのキャッシュバックキャンペーンを利用したとしても、Amazon.co.jpの最安値のほうが安かったため、ひとまず様子をみていた。

さて、時は過ぎて今週月曜。
ヤマダウェブコムでX-T20の価格をチェックしたところ、Amazon.co.jpの最安値とほぼ同額まで、謎の大幅値下げが敢行されていた。
前週のビックカメラでの賑わいを見ると、PayPay祭りの種銭たる100億円は割とすぐに底をつく。そんな大方の予想と同様に考えた私は、この機会を逃すまいとヤマダ電機に駆け込んだ。
売り場に乗り込んだところ、ウェブの価格と店頭価格には相当な乖離が。
近付いてきた店員氏にその事実を知らせたところ、快くウェブの価格に合わせて頂いたため、即購入の決断を下した。
尚、今回のPayPay祭りでソフトバンクモバイルを利用している場合の全額キャッシュバック率はなんと10分の1。私はボーダフォン時代からのソフトバンクモバイル利用者であり、PayPay祭りに乗っかろうと思ったのもこの還元率の高さに目がくらんだからに他ならない。
とはいえ、“博打は胴元が勝つ”というのが宇宙の法則。私はネオエクス某ではないので、その辺の法則を乱さずに従うしかない。まぁ20%オフになりゃいいや、そんな気持ちでレジに臨んだところ……

うそでしょ。
前週からさんざんPayPay払いに対応してきた店員氏も、全額キャッシュバックに出くわすのは初めてだったらしく、我々2名による「おめでとうございますありがとうございますもっと何か買いませんかお断りいたします」という応酬が繰り広げられるなか、他の人民の皆様は「そういうこともあるんだなぁ」という雰囲気で、我々のやりとりを遠巻きに眺めるばかりだった。

そして、PayPay祭りは開催から10日間という短期間で終了。
PayPay祭りの期間中、ビックカメラ及びヤマダ電機で便乗値上げがあったというニュースを見た私は、念のためにヤマダウェブコムでX-T20の価格を確認したところ、なぜか3万円以上の値上げが敢行されており、全くもって奇跡的なタイミングで目当ての商品を入手できた幸運に感謝した。
まぁ、今年はさんざんな一年だったので、このぐらいの幸運がなければ割に合わなかったのだけれど。

そういうわけで、念願のミラーレス一眼を手に入れた。
最後に、途中まで俎上に乗っていたX-E3を購入候補から外した理由について。
それは、今度は写真家になるとか言い始めたミヤモリハヤト先生が自身の愛機にX-E3を選んだからだよ。